第7号を発行して約一週間が経ちました。この間に複数のブログで当誌をご紹介頂き、ほぼ毎日一名以上の方が新たにご購読を始めてくださっています。ありがとうございます。いくつか印用をご紹介させて頂きます。(引用部分は斜体)
いつもご寄稿ありがとうございます。そうなんです。ある方に教えて頂いたのですが、今号は付録まで入れると1ページ1円を切ったとのことです。これもご寄稿くださいます皆様、展示作品を貸して下さいます皆様のおかげです。ありがとうございます。
個人的にはとくに、全体の約2割にあたる40ページを割いて掲載された、粟篤吉さんの論文「年賀切手の定常変種(昭和24-31年)」に感銘を受けました。これは非常にユニークな研究であり、ウェブマガジンならではの豊富な図版と拡大図により、定常変種が非常にわかりやすく示されていて、多くのコレクターの参考になるものと思われます。
これだけの内容で年間2,000円という廉価ですから、是非とも無理をせずに継続発行をお願いしたいところです。
40ページの大台に乗った記事はこれまでありませんでした。それだけのページ数になるとどこの郵趣雑誌も掲載にあたっては分割掲載を考えてしまうと思うのですが、当該記事については一括掲載する事に意味があると考え、今回一挙掲載する事となりました。また図版についてはもっと小さく掲載する事でページ数を30ページ以下に抑える事も可能だったのですが、それでは実用に耐えないと考え、カラーコピーして肉眼で判別できる画像サイズにまで引き延ばしました。
年賀切手を集める人にとって保存版であると共に、将来年賀切手を集め始めようとする人にとって必須の入門書になる記事だと思います。
『ザ・フィラテリスト・マガジン』の本体に収録された郵趣記事は、力作が多いし、図版なども贅沢に使っているので、それだけでも価値はあるのですが、視点を変えると、実は他の郵趣誌でもコストさえ考えなければ同じ事が出来ると思います。
しかし、付録については他の誰にも真似は出来ないハズです。
なぜなら、その原動力となっているものが、発行者の人徳と交流の広さに所以するものですから。
そうした意味で、僕はこの充実した付録の存在こそが『ザ・フィラテリスト・マガジン』最大のウリだと思っています。
まだ、購読されていない方は、ぜひ購読をお勧めいたします。
「難しい研究報告や、解説なんて読みたくないよ」と思っている方がいらしたら、そんなものは読まなくてもいいのです。
ぜひ、リーフの写真を眺めてください。アルバム作りの参考となること多々です。
今回付録記事へのご礼賛を多数頂く事ができて嬉しく思っております。私はまだ二年目ですが、ここ数年にわたってトピカル展で大活躍されていらっしゃる石田さんや畠山君がご承諾下さったからこそ、誌上トピカル展ができたと思います。JAPEXに比べてスタンプショウは行かないと言う人も多く(今年はアジア展とぶつかったこともマイナスか)トピカル展の作品は露出が少ないと思っていますので、同様の企画を来年以降もできたら嬉しく思います。
摂津の国からより
「フィラテリックジャーナル」に関しては、1ページ目からじっくり読む、という読み方は止めた方がいいと思います。内容の濃さとボリュームに圧倒されて、必ず途中で中断してしまうと思います。目次があるのですから、空いた時間に気になる記事を探してその部分だけゆっくりと読む方がより有益ではないかと思います。
当誌の場合はスマホや携帯リーダーにダウンロードして読む事も可能ですので、その方法を使えば、電車待ちの空き時間などにちょっとずつ読み進めることも確かに可能ですね。
とにかく、ボリュームが大きいので、全部じっくり読むというより、ざっと見て、何か載っているかを認識したうえで、興味がある部分をじっくり読めば良いと思っています。何か載っていたかを覚えていれば、収集が進んで、将来、興味が拡がったりした時、思い出して、読み返せば、得られるものがあるでしょう。その意味で、スペースをまったく取らないPDFは有難いです。
一つ前のブログと同様のご意見です。この使い方を促進させるためにも、オンラインで見ることのできる郵趣記事データベースの開発を急がなければなりません。この夏それに取り組むために、泣く泣く全日展は新作の出品を断念しました。第8号の発行までには、将来興味が広がったときに、フリーワード検索して、参考になる記事がヒットするような郵趣記事データベースを提供できればと思います。